履歴書の手書きは本当に有利なのか【企業別に考える傾向と対策】の詳細

履歴書の手書きは本当に有利なのか【企業別に考える傾向と対策】

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インターネットを介しての転職活動が、当たり前となってきている今。


 
履歴書を1枚1枚丁寧に書いて、ミスをしたらまた書き直して、
何度も写真屋さんに足を運んで、そして慌てて郵便局に封筒を持って走る。



なんていう情緒は、すっかり影を潜めつつある。


 
特に都心部では、ハローワークの活用より転職エージェントや転職サイト、
派遣会社への登録がもっぱらマジョリティとなってきた。



 
書類選考もメールで送信。
「受ける」「受けない」をクリック一つで済ませられるお手軽さは、昔とは大違いだ。


 
数年前までは「履歴書は手書きで誠意を込めて」
なんて言われていたわけだが、この“手書きの履歴書”の時代は終わったのだろうか?



いや実は今でも“手書き”の方が有利なのだろうか?


 
今回はこのテーマについて、少し掘り下げてみたい。



 

■    意外にも3割の会社がまだ気にしている○○派!



まずは下記のアンケート結果を見て欲しい。
 

会社ウォッチ(http://www.j-cast.com/kaisha/2013/11/07187667.html?p=all
「「履歴書は手書きにすべきか」議論に終止符を打つ 結論とその理由は……」より
ライフネット生命が2012年に行った「新卒採用を実施する組織の採用関係者対象のモバイルリサーチ」で、「手書きで作成した履歴書での応募とパソコンで作成した履歴書」について、有利不利を調査しています。

その結果は、

「両者に全く差はない」が68.3%
「手書きで作成した履歴書での応募が有利」28.7%、
「パソコンで作成した履歴書での応募が有利」3.0%



ご覧の通り、約7割の企業は、履歴書が手書きであろうが、
パソコンで作れてあるものであろうが、関係ないと回答している。



しかし注目すべきは残り3割。



「手書きで作成した履歴書の応募が有利」と回答している企業が、
まだ29%も存在するのだ。



ではなぜこのご時世、彼らはわざわざ“手書きの履歴書”を
好むのだろうか?



手書きが好まれる理由は主に


「丁寧な字からは誠意ややる気が伝わる」
「熱意があるからこそ一枚一枚手書きができる」



など、その人の「やる気」を見ている部分が大きいとされている。

 

■    手書き履歴書が好き。この事実から読み取れる企業の性格


 

履歴書が手書きか否か。



その書面からの「やる気」だけで合否は本当に決められるのだろうか?



一部にはこんな意見もある。
 


 

会社ウォッチ(http://www.j-cast.com/kaisha/2013/11/07187667.html?p=all
「「履歴書は手書きにすべきか」議論に終止符を打つ 結論とその理由は……」より
履歴書は手書きが好ましいと考えるのは、非合理な組織かどうかの、とってもわかりやすいリトマス紙です。

わたし個人的には、非合理な慣習や精神論をよしと持ち上げるような組織には就職したくありません。そういうところは容易に「ブラック」になり兼ねません。

つまり、3割の「手描きが好ましい」と答えた企業は、重要なブラック企業シグナルを発してくれていると考えても良いでしょう。その上で、Wordで印刷した履歴書を提出すれば、そういうブラック企業は「不利」に扱ってくれるというのですから、これは逆のスクリーニング効果を発揮します。

 


確かに、「読みやすいか、読みやすくないか?」という効率だけを考えると、
手書きの履歴書よりも、パソコンで作った履歴書の方がはるかに読みやすい。



人事部に届く山のような応募書類がすべて手書きで、しかも下手な文字だったら・・・
採用担当者も読んで解読するだけで疲れ果ててしまうことだろう。




人となりは面接で十分判断できる。



となると、手書きの履歴書を好む=非効率な採用方法を好んでいる。
すなわち会社が非効率な運用で成り立っている可能性がある。という意見は一理ある。




だからこそ、そんな“非効率的”な方法で書類審査を行っている会社は
「こちらからお断り」するために、あえてすべてパソコンで作ったものを送付する、
というのも賢い方法と言えるのだ。


 

■    田舎出身?気になる人は使い分けよう




ただ一つ、勘違いしないでいただきたいのは、
手書きを好む=ブラック企業、とは限らないということだ。



都心部のベンチャー企業狙いならまだしも、田舎に行けば行くほど、
老舗になればなるほど、そして社長の年齢が上がれば上がるほど、
手書きの履歴書を好む率も高いのは事実だ。



「履歴書が手書きじゃなかったために書類が通らなかった。」



こんな小さなリスクを極力避けたいのであれば、やはり手書きをするのが“無難”だろう。
 


 

人材バンクネット(http://www.jinzai-bank.net/edit/info.cfm/qa/001/
「履歴書は絶対手書きじゃなきゃダメ?」より
良いパターンとしては、応募の段階ではデータでお送りし、面接当日に手書きの履歴書を持参する、というパターンでしょうか。これなら誠意も伝わりますし、書類選考の通った企業だけ手書きの履歴書を用意すれば良いので手間も省けるという、ちょっとしたテクニックと言えるでしょう。



書類選考でパソコンによる履歴書が多くなってきた今、
同じ書類選考の土台に上がるライバルの数もうなぎ上りになっている。


 
年齢も三十を回れば書類通過率は二割程度と落ち込む中、
すべての履歴書を手書きにするとなると骨が折れる。



しかし書類が通ったものだけ、面接に本気で挑む会社だけは
手書きの履歴書を持っていく、ということであれば、さほどの手間にもならない。


 
よっぽど汚い雑な字でない限り「手書きで印象が悪い」ということはまずないだろう。


 
ほとんどの会社はパソコンだって全く気にしていない。
しかしながら偶然受けにいく会社がそう思わない、とは限らない。


 
そのわずかな可能性がどうしても気になるのであれば、
面接に持参する履歴書は“手書き”していくことをおススメしたい。

 
 

 

■参考ページ
履歴書の書き方を身につけたら転職サービスを探してみましょう


 
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著者情報

転職サエコ

転職サエコ

大学卒業後、お堅い年功序列会社に入社。締切に追われる残業生活の中、仕事のノウハウと世の中の厳しさを知る。30歳目前、キャリアアップを図り若いベンチャーへ転職。とにかく人と話すのが好き。趣味は旅行。仕事は楽しく!をモットーに、新しいことに挑戦するのが大好きな現役グラフィックデザイナー。

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