一社員の気づきが会社全体の残業を減らす意識改革の詳細

一社員の気づきが会社全体の残業を減らす意識改革

Facebook Twitter はてな Line google+ Pocket

 


疲れたOL


 

 

1日はたったの24時間。

 

 

そのうちあなたは何時間を残業に費やしてますか?

 

 

サービス残業が当たり前になっている人。

 

 

残業時間がいつまで経っても減らない人。

 

 

定時退社できる人を羨ましく思っている人。

 

 

実はそんなあなたは“頑張ってるエライ人”ではなくて、ただの“仕事できない人間”かもしれない、ってことはご存知?

 

 

残業は美徳でもなければサービスでもない。今じゃやることをしっかり終わらせて早く帰る方が“デキる人”と言われてる傾向にあるわ。

 

 

「時は金なり」

 

 

何気なく過ごしている時間も、サービス残業してる時間も、友達と楽しく笑いあってる時間も、それは全部“お金と同等に大事なもの”

 

 

それが分かっていてもなかなか減らない残業をどうやって減らしていけばいいのか?今回は、残業をなくすための意識改革、仕事内容の見直し方法を特集!

 

 

 ■無意識に潜む無駄がある


 

 

「あ~ぁ、今日もどうせ終電まで帰れないんだろ」

 

 

「あたしのアフター5なんていつ来るんだろう」

 

 

 肩こりのOL


 

 

そうやって当たり前のように残業をする毎日。

 

 

本当にその残業は今日必要なものなのか?ただ雰囲気に飲まれているだけではないのか?余分な仕事をしようとしているだけじゃないのか?真剣に考えたことある?

 

 

ダラダラと残業するのは時間の浪費と同じ。

 

 

残業しないためにはまず「今日は必ず定時で帰るんだ!」という心構えが何よりも大事なの。

 

 

sadadadの読書日記(http://sadadad54.hateblo.jp/entry/20110310/1299707089

 

 

残業を生むのはあくまでも自分自身です。変わらない現状に言い訳して従っているだけです。少しでも効率的に仕事をするためには、惰性で動いている型を捨てる必要があります。無駄な作業をシステム化し、周辺の環境が整備するためには、何より自分自身の意識を片付けることが求められるのです。それは何も難しいことではありません。

 

 

残業や休日出勤をしたくないという思いがあれば誰でもできます。自分自身に集中できる環境が整えられれば誰でも、仕事に対する処理能力は最大限に発揮できるはずです。生産性の低い消耗戦の連続から脱却するためには、今を変える一手を打つために、今の自分に手を付けることが何より重要な一歩なのです。

 

 

「残業しないための仕事術 - ワークライフバランスを達成するためにすべき5つのこと」より

 

 

「だって、だって、それでも帰れないんだもん」

 

 

っていうあなた。

 

 

もし仮に今日どうしても外せない用事があったら?それでもいつも通り残業する?おそらく大半の人は外せない用事を優先して帰るわよね。

 

 

普段は帰れないのに特別な用事があったら帰れる。

 

 

それだったら特別な用事を毎日作ってしまえばいいのよ。

 

 

「定時に帰ってジムに行って汗を流す」

 

 

「友達とご飯を食べに行く」

 

 

「家でゆっくりまったりする」

 

 

特別な用事なんて何でもOK。そもそも「定時で帰れなくても別にいいや~」っていう雰囲気と心構えの低さが残業の大半を生み出してるの。

 

 

いつも居残りしてれば「○○さんなら今から頼んでもやってくれるよ~」と周りも巻き込んで“常残業状態”を作り出してしまうだけ。

 

 

定時で帰るには、「残業はしない」っていう意識を、まず自分自身で高く持つことが最重要。

 

 

 ■段取り八分。仕事スケジュールの把握


 

 

“仕事をしてる時間”の方が“遊んでる時間”より長く感じる。

 

 

もし当てはまると感じたあなたは仕事に対する“集中力”が足りてないのかも。

 

 

「絶対定時に帰るから終わらせなくちゃ」

 

 

という意気込みで仕事にも取り組んでいれば、仕事の時間が過ぎるのも本当にあっという間。

 

 

では、定時で仕事を終わらせるにはどうすればいいのか?

 

 

大切なのは「自分の仕事のスケジュール&優先順位を把握しておくこと」

 

 

定時退社をするために知っておきたい心構えとコツ

 

 

 yusen


5セカンズ(http://the5seconds.com/leave-work-2516.html)より

 

 

仕事は何がなんでも今日終わらせなくちゃいけないものばかりじゃない。時間が空いた時にすべき仕事、締め切りがまだ先の仕事は明日以降にやっても問題なし。

 

 

上図にもあるように、顧客からのクレーム対応や今日中に終わらせなくてはならないタスクは何なのか?毎朝座席についた時点で今日の優先事項が頭に入ってる状態が理想。

 

 

そうしておけばもし仮に急ぎの仕事や飛び込みのものが舞い込んできても、今すぐそちらに取り掛かるべきなのか?そうした場合に次の日以降に回しても大丈夫そうな仕事が何なのか?一日のスケジュールを組み直すだけでパニックにならずに済むわ。

 

 

それでも仕事が多い時。人に振れる仕事はないのか?締め切りを先延ばしにできるものはないのか?段取りを組み直すことで、“今日必ずやるべき仕事”が明確化できることも忘れないで。

 

 

 ■周りも巻き込んで帰れる環境を作ってしまえ!


 

 

「自分だけ一人で帰りにくい」

 

 

周りが汗水垂らして残業してる中、一人「お疲れさまでーす」とPCの電源を切るのもなかなか勇気がいることよね。そもそも残業してる人が多すぎなの。

 

 

日経ビジネス 残業代もなければ生産性も低い~日本人の「労働」に未来はあるか

http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090619/198115/?rt=nocnt

 

 

25歳から49歳の働き盛りの男性正社員の約2割は、週に60時間以上働いている。つまり、入社3年未満の若手か、早期退職制度の対象になる50歳以上の中高年者以外のビジネスパーソンの2割は、休日出勤しないで週5日出勤する場合、平日は毎日朝9時から夜10時以降まで働いていることになるのだ。

 

 

「働き蜂」日本の正社員は働きすぎで疲れている より

 

 

Heap of work.


 

 

日本は先進国の中でも残業時間が皮肉の“トップレベル”

 

 

本当にしなくちゃいけない仕事がある。締め切りが明日に迫っている。

 

 

そんな時はパンでもかじりながら残業しなくちゃならないかもしれない。“締め切り厳守”“完璧主義”“事前予防”の文化が染み付いた日本だからこそ、仕事が丁寧さを極め、つい仕事時間が長くなってしまうってこともあるわよね。

 

 

けど、すべての仕事を確実にそうしなければならないとは限らない。

 

 

与えられている仕事をただただ当たり前のようにこなしていると、気がついたら“考えること”そのものをやめてしまっていることがあるの。

 

 

  • 日常の書類をもっと簡素化できないのか?

  • 必要なものは身近において探す時間を省けないのか?

  • 似たような仕事はまとめて一気にしてしまえないのか?


  •  

 

 

毎日の仕事の中でのちょっとした工夫は、確実に仕事時間の短縮、残業ゼロに向かって貢献してくれること間違いなし。うまくいくことは周りにもどんどん広めてしまえばいいの。

 

 

仕事をしている以上、どうしても誰かと関わりあって仕事してくことって多いでしょ?そんな中でも「これは今までと同じだから」「これが普通だから」と何でも鵜呑みにしないで!

 

 

  • 物品一つ買うために回してる稟議書は本当に必要なものなのか?

  • 一部ずつコピーしている資料をデジタル化できないのか?

  • 頻繁に開催される会議に参加している人数は適切なのか?


  •  

 

 

周りを巻き込んだ「仕事時間短縮」はその慣れを崩すまでに時間こそかかるものかもしれないけど、先を見れば全社員のためにもとっても有意義なもの。

 

 

そんなちょっとした気づきから、会社全体で残業を減らすことに成功した、ある大企業を最後にご紹介するわ。

 

 

 ■シゴトメタボ”の連鎖を断ち切ったパナソニック電工


 

 

グラフ・売上


 

 

パナソニック電工は2008年度から3カ年計画で、全社で「シゴトダイエット」活動に取り組んでいる。1人当たりの年間業務時間を毎年50時間ずつ減らし、3年間で合計150時間の削減に挑む。

 

 

20084月に誕生したシゴトダイエットプロジェクトの役割は、社内に約800ある全部署からシゴトダイエット活動の具体的なテーマと対応策を募集し、その内容を分類してテーマごとに有効な施策を提示することだ。

 

 

プロジェクトチームは20099月末までに6195個のテーマを集めた。2008年度上期時点では「会議のムダを無くしたい」というテーマが最も多く提出されていたため、その期待に応えるべく、最初の全部署共通テーマを「会議ダイエット」と定めた。プロジェクトチームは全社に「その会議は必要ですか」「開催時間は適正ですか」「参加人数は適正ですか」と呼びかけた。議事の絞り込み、進行の標準化、参加人数の見直しによってムダを無くした。

 

 

会議イメージ


 

 

2008年度下期の共通テーマは「資料ダイエット」、2009年度上期は「移動ダイエット」、2009年度下期は「メールダイエット」とした。半年ごとに1つの共通テーマを提示するのは、職場によっては新しいテーマ案が枯渇しかねないからだ。部署間に競争意識が働くことも狙っている。

 

 

2008年度下期の資料ダイエットは、資料を作成・保管・活用・廃棄するムダを無くそうという活動だ。資料を「電子資料」と「紙資料」に大別し、電子資料であれば「書式やフォーマットの見直し」「ファイル名ルールの策定」「個人パソコンと共有サーバーの役割を整理」「電子資料の原本管理をルール化」「廃棄ルールの策定」などを指示した。これをきっかけに、電材マーケティング本部が月1回の職場整理整頓日を設けるようになった。

 

 

2009年度上期の移動ダイエットは、移動が伴う仕事を洗い出し、移動時間を短縮したり、移動先での時間の使い方を効率化したり、移動そのものをやめたりする活動である。移動時間の短縮には、レイアウト変更による職場内移動の効率化、直行直帰推進の工夫などが含まれる。移動先での時間の使い方については、出張者用の共有デスクを設けることに特に力を入れた。移動しないという観点では、テレビ会議やウェブ会議の活用を積極的に推進した。

 

 

シゴトダイエット活動を進めるうちに、パソコンやメールの利用マナーや活用スキルのばらつきが、全社の業務効率を大幅に低減させていることも分かった。そこで200810月ころから、シゴトダイエット用のイントラネットサイトに「パソコンスキル向上計画」という情報を掲載し始めた。グループウエアや社内ポータル、経費精算ツールの使い方、表計算ソフトやプレゼンテーションソフトの裏技、パソコンそのものの効率的な使い方などを提示している。

 

 

この結果、20099月末時点では、活動が本格的に始まった20086月と比べて1人当たり16カ月で約102時間(月間平均6.4時間)分の無駄な業務時間を削減した。全社員の合計値は約139万時間(月間平均87000時間)。その半分の70万時間がプライベートに充てられ、残業代などを勘案すれば、10億円以上の労務費を削減したとみられる。

 日本経済新聞(http://www.nikkei.com/article/DGXBZO04305920Z10C10A3000000/

 

 

パナ電工、残業70万時間削減 ~「コスト」まだ削れる~(途中略)

 

 

 ■捨てるべき思い込みと変えていくべき未来


 

 

パナソニック電工は会社を上げて大規模な“シゴトダイエット”を行い見事成功。大幅な見直しによって、今まで当たり前に行われてきた“無駄シゴト”が激減。

 

 

丁寧な仕事ばかりがいいとは限らない。今している仕事に対して常に考えていくことが、無駄を減らし残業ゼロにもつながる一つの秘訣。

 

 

ここでも大事なのはやはり“心構え”

 

 

あなたの小さな気づきが、あなただけじゃなく、会社全体の“メタボ仕事”を減らすきっかけになるかもしれないわ。段取りよく自分の仕事が片付くようになったら、空いた時間に“シゴトダイエット”の企画書を作成してみるのもおススメよ♪

 

 

パソコンとコーヒー


 
Facebook Twitter はてな Line google+ Pocket

著者情報

転職サエコ

転職サエコ

大学卒業後、お堅い年功序列会社に入社。締切に追われる残業生活の中、仕事のノウハウと世の中の厳しさを知る。30歳目前、キャリアアップを図り若いベンチャーへ転職。とにかく人と話すのが好き。趣味は旅行。仕事は楽しく!をモットーに、新しいことに挑戦するのが大好きな現役グラフィックデザイナー。

今の仕事の満足してますか?新しいキャリアのために情報収集しましょう!

転職するにせよしないにせよ、キャリアに対してしっかりと向き合うことで仕事に対するモチベーションをアップすることが出来ます。まずは自分自身の経歴やスキルを棚卸した上で、特徴にあった求人サイトや転職エージェントを探して登録してみましょう。

変化と不確実性の高い現代におけるリスクマネジメント方法を徹底解説します。

本転職マニュアルは単なる転職ハウツーではなく、

これからの変化が激しい時代に柔軟に対応するために
欠かせない、「キャリアを築いていく」

という視点を持った実践的な転職の戦略を紹介しています。

AsLinkWorkを購読する

記事に紐付いているカテゴリ

記事に紐付いているタグ

ランキング

  • 転職求人サイト
  • エンジニア転職エージェント
  • 看護師転職エージェント
  • 派遣会社
follow us in feedly
page