シングルマザーの仕事を支援する、三種の神器の詳細

シングルマザーの仕事を支援する、三種の神器

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young asian mother and baby


 

 

一人で子供を育てるシングルマザーは、Queen of 女子です。将来の納税者を育てているのですから、社会貢献だって誰よりもしています。

 

 

子供を育てるには、お金もかかれば体力も使います。だから、悠々自適な生活はちょっと難しいのが現実です。しかし、清く正しく美しく、子供も自分も幸せになれるシングルマザーが生活するために必要な収入を得られれば、子育てから得られる充実感と仕事のやりがいで二つの幸せの種を手に入れることができます。

 

 

そこでここでは、シングルマザーが働くために絶対に外せない条件をまとめます。

 

 

子育てだって、生活だって、備えあれば憂いなしです。

 

 

 1. 第一の神器〈ジジ·ババ〉~本物でも代理でも、ジジ·ババを持つ~


 

 

シニアカップルポートレート


 

 

厚生労働省が発表した「平成23年度全国母子世帯等調査結果報告」によると、「母子世帯になる前に、母の73.7%が就業しており、このうちパート・アルバイト等が52.9%と最も多く、次いで「正規の職員・従業員」が29.5%となっている。」とあります。

 

 

シングルマザーは、子供を育てているのですから、当然生活費に加えて教育費が必要になります。この教育費は、子供の成長と共に膨らんでいくもので、青天井です。殆どのシングルマザーが仕事をしているのは、こういった経済的な事情があります。

 

 

仕事をしているママにとっては、仕事に注力できるためのサポーターが必要です。理想的なのは、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんと一緒に住み、子供の24時間サポート+住居費の節約です。しかし、実家に住める、または、実家のそばに住めるシングルマザーばかりではありません。そんな時は、ファミリーサポート(以下、ファミサポ)を賢く使いましょう。

 

 

ファミサポは、保育ママ的な若い世代から、定年直後の元気な団塊の世代まで、幅広く人材が揃っています。

 

 

では、どんなファミサポがいいのでしょうか?

 

 

答えは、団塊の世代で、夫婦そろって子供をサポートしてくれるファミサポです。なぜかというと、お祖父ちゃん役のファミサポが車を持っていることが多く、子供のお稽古ごとの送迎までカバーできるからです。また、二人体制なので、お祖母ちゃんが駄目でもお祖父ちゃんが対応できるという“いざという時リザーブ体制”があります。

 

 

たいていのファミサポは、ファミサポ自身の自宅で預かってくれますから、子供にとってみると、どんな時でも同じ場所で保育してもらえるという“安心感メリット”があります。

 

 

さらに、団塊の世代は、自分達の子供達が巣立っていったあとなので、朝早くから夜遅くまでシングルマザーのサポートができます。

 

 

これらの理由から、働くシングルマザーが見つけるファミサポは、「団塊の世代夫婦」です。

 

 

 2. 第二の神器、社会福祉制度は、取りこぼさない


 

 

金銭管理


 

 

シングルマザーになると決めたら、①児童手当②児童扶養手当③児童育成手当の手続きをしましょう。これらは、申請をして承認されてから交付されるものなので、母子家庭スタートとタイムラグが生じてしまわないように、前もって申請準備をしましょう。

 

 

①の児童手当は、子供手当の変化バージョンです。離婚していなくても貰えますが、所得制限がありますし、通常夫名義の口座に振り込まれることになっているので、自分名義の口座に変更しているか確認しましょう。

 

 

②の児童扶養手当は、離婚や死別によりシングルマザーになった場合に支給されるものです。所得制限がありますが、子供が18歳になるまで貰えます。

 

 

③の児童育成手当は、都道府県が条例で定めている制度です。上記①②が国の制度ですが、③は、自治体の財政状況により制度の有無や内容が変わってきます。

 

 

例えば、東京都では児童育成手当という名前ですが、他県では、名前が違ったり、制度そのものがなかったりします。ポイントは、住民票のある自治体に、児童育成手当に関する条例があるかないかをチェックすることです。条例があれば、どんな名称であれ、制度は存在します。

 

 

上記以外にも、自治体によっては、医療費助成、公営バスや電車の無料、割引券、水道料の減免等々の助成制度があります。シングルマザーになる前に、一度これから住民票を置く市役所や区役所で母子家庭として利用できる制度を聞いておくといいでしょう。待っていても教えてもらえる情報ではないので、積極的に自分から取りに行かなければなりません。

 

 

 3. 第三の神器~正規雇用をゲットする~


 

 

Beautiful young nurse on white background


 

 

前述した厚生労働省の調査によると、平成22年度母子世帯の平均年収は、223万円、母自身の平均就労収入は、181万円となっています。この平均収入は、「生活保護給付、児童手当等の社会保障給付、就労収入、配偶者からの養育費、親からの仕送り、家賃、地代等を加えた全ての収入額」です。

 

 

ここで、幼稚園を例にとって教育費を考えてみると、月3万×12カ月=36万円、これにバス通園代や延長保育、ファミリーサポート代等の出費を月2万で考えると

 

 

2万×12カ月=24万円、36万+24万=60万円です。もちろん、保育園、幼稚園共に補助はあります。しかし、単純計算で、4歳の子供がいれば、年間60万ほどの教育費を捻出できる額の収入を確保しておくことは、子供との生活を考える上でとても重要なことなのです。

 

 

国や自治体からの補助は、常に貰えるわけではありません。前提となる税収が少なくなれば、当然分配される金額も減っていくことになります。加えて、今の時代は、物価も変動します。

 

 

そこで、やはり正規雇用であることが望ましいのです。

 

 

教育費と聞くと、養育費でまかなえないかと考える人も多いでしょう。しかし、養育費は、強制的に払ってもらえるものではありません。あくまでも、離婚時に約束したことを守るかどうかは、元配偶者にかかっているのです。

 

 

実際に、シングルマザーがどの程度養育費をもらえているかについては、またまた厚生労働省の調査を見てみましょう。

 

 

調査で養育費に該当する部分を、抜粋してみます。

 

 

「母子世帯の母が、離婚の際またはその後、子供の養育費の関係で相談した者は、54.4%となっており、このうち主な相談相手としては、「親族」が43.9%と最も多く、次いで「家庭裁判所」が24.4%となっている。」

 

 

「養育費の取り決め状況は、母子世帯の母では、「取り決めをしているが37.7%となっている。」「「協議離婚」は、「その他の離婚」と比べて養育費の「取り決めをしている」割合が低くなっている。」

 

 

「養育費の取り決めをしていない理由については、「相手に支払う意志や能力がないと思った」が最も多く、次いで母子世帯の母では、「相手と関わりたくない」となっており、父子世帯の父では「自分の収入等で経済的に問題ない」となっている。」

 

 

未婚の母の場合も考えると、シングルマザーで養育費をもらえる可能性は、本当に低いと分かります。

 

 

こうなってくると、もはや、自分の腕だけがたよりといっても過言ではありません。

 

 

ある程度の収入と会社という組織から得られる保護を考えると、正規雇用は、絶対に死守したいシングルマザーの地位といえます。

 

 

 4. 第三の神器+α~養育費をゲットするには~


 

 

ぬいぐるみと男の子


 

 

日本のシングルマザーは、なぜこんなにも養育費をもらえていないのでしょうか?その大きな理由は、養育費を払うことについて、強制力が働かないからです。

 

 

日本では、離婚のほとんどが協議離婚です。離婚は、大きく分けて4種類(協議離婚、調停離婚、審判離婚、裁判離婚)あり、離婚の90%を協議離婚が占めています。協議離婚は、夫婦間での話し合いが整い離婚届を提出すれば成立するものなので、多くの女性が養育費についての交渉を元夫と上手く出来ていない若しくは、養育費まで頭が回らなかったということでしょう。

 

 

厚労省の調査に、「相手と関わりたくない」「支払う意志や能力がないと思った」とあるように、夫婦の話し合いだけでは、長期的な目線での金銭交渉は、やり辛い分野なのかもしれません。

 

 

そこで、絶対に養育費を取りたいと思ったら、大変だけど裁判離婚です。

 

 

裁判の判決には、その裁判の当事者間では力を発揮します。例えば、離婚後元夫が養育費を支払わなかった場合、養育費支払いの履行勧告や財産の差し押さえができたりします。さらに、きちんと書面で記録が残ります。

 

 

泣き寝入りに陥らない為に、出来る手は打っておきましょう。

 

 

裁判までは、ちょっとと思う場合には、弁護士に養育費に関する取り決め書を作成してもらう(契約書)など、双方が合意した内容を書面として残すことを心がけてください。

 

 

将来養育費が支払われなくなった時、これを元に支払い請求ができるという切り札、カードを用意しましょう。自治体にも、相談窓口がありますから、一人で交渉しようとせず、専門家の力を借りることです。

 

 

離婚する過程にある今は、とても大変ですよね。気が滅入ることの連続で、子供の将来も心配でしょう。でも、今のあなたは、未来のあなたと子供のために動いているのだと思って煩わしい手続きを一つ一つ取りこぼすことなくこなしていきましょう。

 

 

最後に、結婚せずにシングルマザーになった場合に一番大切な始めの一歩は、「認知」です。父親に認知されていなければ、養育費の話し合いに進めません。

 

 

総務省統計研修所2010年調査によると、シングルマザー108万2千人のうち未婚の母は、13万2千人とされています。決して少なくない数のシングルマザーが未婚なのですから、認知等相手に対して法的縛りが得られる手段は、取りこぼさないようにしましょう。

 

 

同じ調査で、シングルマザーは、35歳から39歳が最も多く、未婚のシングルマザーの年齢は、相対的に若く他の世帯員がいる世帯で暮らしている割合が高いとでています。女性の就業グラフがM字を描くことと併せて考えると、シングルマザー世代が最も就業率が低いうえに、サポートの面からも不利な状況に置かれていると分かります。調査から、シングルマザーのおかれる状況が経済的に辛くなると分かるくらいですから、子供の将来のために必要な養育費は、絶対取るぞという意気込みで少しでも手に入るように動きましょう。

 

 

シングルマザーには、情報を掴んで利用する「かしこさ」が必要です。

 

 

 5. 最後に~社会は、働く母の味方です~


 

 

Beautiful young businesswomen working in the office


 

 

今、働いていない人は、ちょっと人材派遣会社やハローワークのホームページをのぞいてみてください。育児支援をしている企業、ワークライフバランスを重視している企業など、社会が育児しながら働く女性を迎える体制になっていることが分かるはずです。ハローワークに至っては、女性専門の部門も在宅ワークのための研修も用意されています。

 

 

求人情報を探すためのカテゴリー分けも、既に女性目線で作られています。子供は、社会に育てて頂くくらいの大きな心構えで、仕事の場へ目線を向けてみましょう。

 

 

実際に派遣されるかはともかく、キャリアコンサルタントのカウンセリングを受けたり、面接の練習研修を受けるなど、仕事に対するブランクをうめるために使えるワーキングマザー予備軍のための制度が整っています。

 

 

実際に働くなら、自宅から近い事、保育園や小学校から近い事は、外せない条件ですから、人材派遣会社が利用できないこともあるでしょう。でも、社会全体で働くお母さんを支えようと思って、実際に仕組みが変わってきていることを知ってください。

 

 

シングルマザーに対する冷たい意見に接することもあるでしょう、でも同じくらい、応援してくれる人も見つかります。

 

 

応援してくれる人と、可愛いわが子と、自分の人生を精一杯生きていることに自信を持ちワーキングマザーライフをやり遂げましょう。

 
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著者情報

naoko

naoko

大学卒業後、お堅い年功序列会社に入社。締切に追われる残業生活の中、仕事のノウハウと世の中の厳しさを知る。30歳目前、キャリアアップを図り若いベンチャーへ転職。とにかく人と話すのが好き。趣味は旅行。仕事は楽しく!をモットーに、新しいことに挑戦するのが大好きな現役グラフィックデザイナー。

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